池江璃花子の白血病再発の可能性!完全寛解とは完治ではない!

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2019年に急性リンパ性白血病を公表した競泳の池江璃花子選手。

2024年9月25日に、病状が治まって異常が見られなくなった状態を指す完全寛解を迎えたと自身のインスタグラムで報告しました。

しかし完全寛解(かんかい)とは完治とは異なるようです。

この記事では、池江璃花子選手の再発の可能性について調査しました。

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目次

完全寛解とは完治とは異なる

2024年9月25日池江璃花子選手は自身のインスタグラムで、2019年に発症した急性リンパ性白血病が完全寛解(かんかい)したことを報告しました。

白血病とは:

「血液のがん」です。赤血球・白血球・血小板が正常に作られなくなります。

固形のがんではないので手術で取り除くことができず、主な治療方法は抗がん剤による化学療法となります。

完全寛解(かんかい)とは:

治療の結果、がんによる症状や検査での異常が見られなくなり、正常な機能が回復した状態のことを言います。

移植後5年が経ち、本日完全寛解を迎えました!

退院してからの生活は想像以上に大変で、退院後も別の大きな病気をしたり、精神的にも苦しかった時期もありました。元気な自分でいると病気であったことを忘れる事も多かったです。

というコメントとともに、たくさんの点滴が写った写真がアップされていました。

堂々と力一杯泳いでいる池江璃花子選手からは想像できない生々しさがありますね。

本人以外は想像できないほどの苦しみがあったのでしょう。

しかしながら、完全寛解とは『完治(治癒)』とは異なります。

完全寛解とはあくまで検査で「がんがみつからない状態」のことで、白血球細胞が残存している可能性があるのです。

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白血病再発の可能性は?

白血病の完全寛解後も再発する可能性はあります。

急性白血病では完全寛解後も小さな癌細胞(微小残存病変(MRD))が存在していて、それが再び増殖してくることを再発と呼びます。

急性白血病の場合だと完全寛解後3~5年以内に起こることが多いそうです。

池江璃花子選手の今後の通院予定などについては公表されていませんが、おそらく定期的に通院し検査は続けることになるでしょう。

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池江璃花子の闘病経過

池江璃花子選手の闘病経過についてまとめてみました。

  • 2019年
    • 1月 オーストラリアで合宿中に体のだるさが取れないとして帰国し検査を受ける
    • 2月12日 ツイッターで白血病を公表。
    • 6月5日 公式サイトで5月下旬に一時退院したことを報告。
    • 9月6日 日本学生選手権を観戦。白血病公表後、初めて公の場に現れる。
    • 12月17日 退院し、24年パリ五輪を目指す意向を表明。
  • 2020年
    • 3月17日 406日ぶりにプールに入る。
    • 8月29日 東京都特別大会の50メートル自由形に出場し、594日ぶりにレース復帰。
  • 2021年
    • 4月 日本選手権で50、100メートルの自由形、バタフライで4冠。リレー種目で東京五輪出場権獲得。
    • 7、8月 東京五輪でリレー3種目に出場。
  • 2023年
    • 7月 世界選手権で個人4種目、リレー3種目に出場。
    • 10月 拠点をオーストラリアに移す。
  • 2024年
    • 3月 国際大会代表選考会の100メートルバタフライで2位となりパリ切符を獲得。
    • 7月 パリ五輪で個人1種目、リレー2種目に出場する。100メートルバタフライは準決勝敗退。
    • 9月25日 白血病の完全寛解を公表。

白血病を公表してから2度もオリンピックに出場している姿を見ると、もう癌細胞ないのでは?と思われることも多いでしょう。

今後も練習と治療と無理せず続けてほしいですね。

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まとめ

いかがでしたか?

この記事では、池江璃花子選手の再発の可能性について調査しました。

池江璃花子選手の今後の活躍が楽しみです!

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